融資でつなぎ、やっとのことで乗り越えた1年目。当然厳しい経営はまだまだ続きます。どこかの先生が「2年目は2倍になったよ」と言っていたのを思い出し、せっせとヒマな昼の診療と毎日のようにかかってくる夜の電話をこなす。正直、ここまでやっているのに経営が苦しい理由が全然わからなかった。誰か詳しそうな人が来る度にどこが悪いか聞いてみるけど、誰も「わからない」としか言ってくれない。
そして徐々に患者さんが増えつつ、それでも危ない橋を何度も渡った2年目の売上は・・・50%アップ。ん~、たぶん増加率としては悪くないんだが、ぜんぜん楽にならないぞ?まわりの先生を見てみると、病院によっては2年目でとっくに黒字になってるし、場合によっては勤務医を入れてる。うちにはほど遠いわけで、いよいよ焦ってきました。
さらに、例の「3年我慢すれば楽になる」の3年目。売上は前年比30%アップ・・・。たぶん一般的なお店だったらすごい数字なんだろうけど、動物病院にとってはどんどん成長が鈍化している表れでしょう。勘違いしていけないのは、病院はカルテの数とともに売上が年々上がっていき、何年目かにピークをうった後はダラダラと下がっていく業態だということ。最初の数年は上がるのが当たり前。このことから私は、「このままだと数年で成長は止まるぞ?」と考えたわけです。いくら病院を閉めてセミナーに行っても、何冊臨床の本を読んでも効果があるとは思えなくなっていました。
そして、4年目に入ったこの頃から私は本気で経営について考え、勉強を始めたのです。
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