1話 期待と不安に満ちた学生時代

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ここからは私のこれまでについて書いていこうと思います。

今となってはある程度安定した会社となっていますが、その過程でたくさんの失敗を繰り返しており、それを知っていただくことでみなさんのお仕事に少しでも役立つと幸いです。

私が獣医になると決めたのは中学の頃で、その時から漠然と「獣医になったら自分の病院をもつ」というところまで考えていました。それから数年経って大学生になると、「どうやら今は開業してもうまくいかないことがあるらしい」という話がチラホラ聞かれるようになり、それでも「自分はわりと器用だからそれなりにうまくいくんじゃないかな?」と変な自信を持っていました。

実際に就職する時も、おそらく多くの方が考えたように「うまくいってそうな病院」を選び、そこで成功する術も学べるし、それなりに努力すればまず安泰だろうと、もともとポジティブ思考の私は特に迷いもありませんでした。そこでの生活はというと、朝は7時半から獣医だけの朝勉が始まり、そのまま診療に入って昼休憩は最長で1時間、19時過ぎに診察が終わったあとも急患の対応のため夜中までは病院に残り、家に帰っても自分の時間が多少ほしいので寝るのは3時ごろ、6時半にはまた起きて出勤。休みは週休2日でしたが、よく休日当番やセミナー、学会でつぶれるので実際は週1日あるかな?という程度でした。なかなか過酷な生活ですが、一人前の獣医師になるため分かっていて就職を希望し、他の獣医に負けないくらい勉強しているという満足感もあり、特に不満もありませんでした。

当時、動物病院で働きながら大学院にも在籍していた私は努めていた病院を2年で退職し、一旦大学院に戻りました。そこで研究をしながらその後の進路について考えるわけですが、この頃すでに動物病院経営の危機がいろんなところから言われ始めるようになっていたのです。開業することを決めていた私も、さすがに不安に思い、念のため勤務医の道も模索するようになりました。

 

2話 第二の職場を探して へ続く

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